Posted by : June 8, 2013 04:49 PM
努力の、その先に
-遺してくれたモノ-
大西美和さんは、高校卒業後、漫画家を目指して東京に行き
プロのアシスタントを務めてきました。一人暮らしとアルバイトを
しながら、いつか、本人もプロの漫画家になることを夢見て描き
続けました。約7年「夢」を追い続けてきましたが、約一年半前の
平成24年2月に実家のある上天草に帰ってきて、5月から藍の
あまくさ村で働き始めました。
大きな瞳と "変な標準語"が特徴で、さすがは夢に向かって一
人で東京に行くだけあって、藍のあまくさ村に入った初日から積
極的に販売していました。その"頑張り"を認められ、研修2か月
という異例の早さで社員となりました。
もちろん、彼女の描くマンガは素晴らしく、藍のあまくさ村の様々
な企画で使用すると驚くほどの反響がありました。その影響は、
当初予想していたものよりはるかに大きく、会社として新たなチャ
レンジが出来る分岐点となりました。
そんな彼女が退職をすると聞いた時の寂しい気持ちは何とも言
えません・・・。
しかし、寂しがってばかりもいられません。新たな一歩を踏み出
す彼女に、是非、この言葉を贈りたいと思います。
・・・・・
努力しても報われないことがあるだろうか。
たとえ結果に結びつかなくても、
努力したということが必ずや生きてくるのではないだろうか。
それでも報われないとしたら、
それはまだ、努力とはいえないのではないだろうか。
(王貞治)
(藍の住人より)